THE MELANCHOLY OF
数日前までは気にもしなかったのだが
ものごとってのはだいたい唐突だ。
ひょんなきっかけで
「まぁ、これもちょっと観ておこうか」といった具合、
鼻歌まじりにたどり着いた先で
その大きな渦にグルグルと巻き込まれあっという間、
今では頭のてっぺんまでどっぷりと浸かっている。
正しい手順により
構わず間違えていた手順に痛感する。
この物語にはこんなにも深みが内在していたのか。
おもしろい。
まさかこんなに簡単に熱暴走状態になるとは。
私自身がえらく単純だということもあるのだろう。
しかし、どこらへんの因子たちが決め手となって
私の興味は熱暴走しているのだろうか。