SUITABLE DISTANCE
レジに列んでいる時の間合いってのがある。
人それぞれにある。
私は比較的、大きくとる。
前の人を急かしたくないので大きくとる。
時折、私の後ろにピタリと付かれる時がある。
清算の最中、顔をちょっと横に向ければすぐに相手の顔。
とても気になっちゃうなぁと思いつつ
私の間合いが正しいというわけではないのでね。
あくまで私の間合いであるからして。
もしかすると、
もしかするとあれか、
これは他者との関係性の距離であり
その間にある距離は私が張り巡らした見えない壁。
他を拒絶する壁の厚さなのかもしれない。
そう考えると
小さな島国のギュウゥッと密集した社会集団の中では
なかなか立派な厄介者であるなぁ。
私ってやつは。